プロヴァンス滞在記
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20.写真室 3
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サン=マキシマン=ラ=サント=ボーム
(St−Maximin−la−Ste−Baume)
バジリカ聖堂。
ここも古くからの聖地である。
地下の礼拝堂には
マグダラのマリアの頭蓋骨がある。
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プロヴァンスで修道院といえば、
セナンク、シルヴァカーヌ、トロネの
3つが有名。
いずれもシトー会のもの。
右はシルヴァカーヌ。
(Silvacane) |
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シトー会は
清貧運動から起こった修道会であるが、
一方で、本来キリスト教には希薄であった
マリア信仰を決定付けた
実力者・聖ベルナールのイメージが強い。
左はトロネ
(Thoronet)
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その後、シトー会派修道院には富が集まり、
中世後期にはお決まりのように
権力争いが絶えなくなる。
プロヴァンスのシトー会派修道院は
中世後期以降の混乱を経て
現在もなお、かろうじて
清貧のイメージを保っている。
カタルーニャのシトー会派修道院とは
好対照をなしている。
右はセナンク
(Senanque) |
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キュキュロン(Cucuron)
リュベロンの、ごくありきたりの街であるが
観光客があまり訪れない分、
街中は、プロヴァンスの田舎の、
質素で、平和な雰囲気を
たっぷり残している。 |
ボニューの、新しい方の教会。
(Eglise neuve)
19世紀後半に建てられたものだそうだが、
風景にしっかりなじんでいる。 |
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