- 滞在日記 -
2019/08/15
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滞 在 日 記  (2006年-4)

                 
2006/6/5(月) 〜 6/21(水)


6月5日(月) 祭日。 晴れ 微風 暑い
※今日はビュークスでクライミング。
■ブルーシート広げて体を伸ばした後、11:30ころ出発。アプト(Apt)のルクレで買出し。祭日だが今日は開いている。
■ビュークスに向かう途中、警察に停められる。撮影をしているので待つように言われる。遠くにスタッフの集団が見えたが何の撮影だかは分からない。
■ビュークス(Buoux)へ。 13時過ぎいつもより早く岩場に到着。暑い!誰もいない。14時ころ登り始める。
≪私≫
※TCFエリア
・Alambic Sortie Sud 6b UP
アップ終わったところでTCFに人が来た。フランス人が集団で来ているらしい。私すっころんで大きな痣を2箇所つくる。磨かれた石灰岩は危険だ。。。
・Papa Pas Pou 6c L×0.5 途中敗退。T×1
  ⇒岩が冷めるのを待って16時頃取り付く。核心抜けられず。暑くて滑るので前回と感覚が全く違う。ダイナミックな核心ムーブを抜けた後のホールドが思っていた以上に悪くそこで落ちると大ホールになる。大事をとってクライムダウンしてテンション。無理するなとのダンナの言葉で一回落り、トップロープを張ってもらいもう一度登った。疲れていてムーブの確認にならない。。。R.P.する気まんまんだったからがっかり。
≪ダンナ≫
※BDMエリア。
・Fissure Serge 8a×1
  ⇒ムーブ固まるが暑くて滑るため指の皮が危険な状態。。。
■20時回っての帰り。洗濯。

【朝食】
コーヒー、オレンジ、スープ、胡桃パン、目玉焼き
【夕食】
※夕日を見ながら外で食事
ビール、たこ缶、貝缶、ドイツ魚缶、ベーコン丼(にんじん、玉ねぎ、マッシュルーム)、昨日の残りヴァントゥワイン、お茶
■キャンプ場の住人が増えた。。

≪ダンナのコメント≫
■今日もフィシュール・セルジュ(Fissure Serge)をトライ。目標は出だしのムーブ。 暫くいろいろ試行錯誤して、結局ランジで解決。 出だしが出来れば俄然やる気が出てくる。今日は湿気が多いのでムーブの確認だけで終了。

キャンプ場からボニューの夜景。





6月6日(火) 快晴 暑いが空気は乾いている 夜南風

朝、目玉焼きを作ろうと思って卵を出したら・・・。
妙に面白いので写真に撮った。

※今日はオルゴンでクライミング。
■携帯メールしていて準備が少し遅くなる。ブルーシートを広げて少し体を伸ばす。
■昼過ぎ出発。カバイヨン(Cavaillon)のルクレで買出し。デカトロンも覗くが目ぼしい物なし。今日初めてカバイヨンメロンを買った。直接嗅ぐとプリンスメロンの匂いがするが、車の中は凄い臭いになった。亜麻パンが今日の行動食。
■オルゴン(Orgon)へ。14時頃到着。誰もいない。9aにはまだヌンチャクがかかっている。風が抜けてベストコンディション。
≪私≫
・Benjamin Bigoudi 6a+ T×1  ⇒やっとNoテンション
・La Jument de Fernand 〜Gris Sourisへ合流。T×1
≪ダンナ≫
・Monk 8a+×1
アレックス・デュボックが来たが他に誰も来ないので帰ってしまった。
・Fox et Mathews に取り付くが出だしムーブに苦しみすぐ回収。乾いていて岩場コンディション良いが体調が。。。
■タイヤの空気圧が心配なので計りに行くことに。国道N7号線沿いのガソリンスタンドのメーターはコイン式で良く分からなかったので、かって知ったる高速のパーキングへ。ブベレ(Bouc-Bel-Air)の先のPKで空気圧を計り問題なし。

【朝食】
コーヒー、スープ、目玉焼き、胡桃パン
【夕食】
※風があるがそんなに寒くないので外で食事。南風。
ビール、焼いたボー(子牛)にダンナの特製ソース(にんじん、ズッキーニ、マッシュルーム、トマトソース)をかけて、プロヴァンサルソースに発行したパルメザンチーズ&パスタ
■テントに戻ってカヴァイヨンメロン(まだ早かった)。お茶飲んでお休み〜。

≪ダンナのコメント≫
■今日はオルゴンへ。モンク(Monk)8a+を試すが今期はダメそう・・・。 少なくとも残り日数で出来るとは到底思えない。 今日でオルゴンは終了し、残りはビュークスに決める。 フィシュール・セルジュ(Fissure Serge)を登って帰ろう!


6月7日(水) 晴れ 雲多し 暑い
※今日は観光。ペルヌ・レ・フォンテーヌ(Pernes-les-Fontaines)へ。
■キャンプ場で洗濯をして一息ついていると、「ボンジュール」って村役場の人が作業車でやって来た。荷台に積んだアスファルトをキャンプ場のでこぼこ道に撒き、作業車のタイヤで慣らすという作業を実にアバウトにやって去っていった。その適当さとフレンドリーな感じが楽しかった。
■昼頃出発。アプト(Apt)ルクレで買出し。13:30ころアルディ(Aldi)に行くが12:30〜14:00まで昼休み。ジュリアン橋(Pont )でお弁当(ルクレのサンドイッチといつものキッシュ)。
■リール・シュール・ラ・ソルグ(L'Isle-Sur-la-Sorgue)⇒ペルヌ・レ・フォンテーヌ(Pernes-les-Fontaines)ツーリストインフォメーションの前の駐車場に車を停めてツーリストInfoへ。駐車場はどこかと聞くと、今停めているところに置いておいて良いが2ユーロ必要と心配そうに聞く。問題ないと2ユーロ払うと立派なチケット?(中に入った円盤状の厚紙をくるくる回して時間を表示できるようになっている)を渡された。使い方が分からず車に戻った後引き返して使い方を教わる。ここのツーリストInfoのスタッフは英語が得意ではないためコミュニケーションをとるのに苦労する。
■ヴィルヌーブ門を見た後、ガイドブックに載っていたフレスコ画を見に、フェランド塔に行くが、見学したい人はツーリストInfoに行くように看板に書いてある。またツーリストInfoに戻って聞くと、15時からツアーがあるとのこと約5分待ち。ツーリストInfoの中で待っているとドイツ人夫婦がやってきてフェランド塔の見学のための料金を払っている。ツアーはこのドイツ人夫婦と私たちだけ。オフィスから連れられてフェランド塔に行き中を見学させてもらう。フランス語で丁寧に解説してくれた(私はチンプンカンプン)。見事なフレスコ画で面白かった。
■次はノートル・ダム・ナザレット教会見学⇒ノートル・ダム門⇒サンジル門⇒パーキングに戻る。温度計が35度。暑い。 ツーリストInfoへ駐車場のチケットを返しに行くと、これはブルーゾーンの看板があるところで無期限で使えるので持っているように言われた。ダンナ「そういえば昔聞いたことがある」って。でも最近ブルーゾーンの看板自体が少ないからあまり使う機会ないかも。

ペルヌ・レ・フォンテーヌ(Pernes-les-Fontaines)
ノートル・ダム橋(門)で。
■帰りはサン・ディディエ(St-Didier)⇒ヴナスク(Venasque)の村中を通過⇒セナンク(Abbay de Senanque)で買い物。⇒ゴルド(Gordes)で写真。⇒アプトのアルディで買出し(期待外れ、何にもない)。⇒19時過ぎキャンプ場に到着。遅くなった。
■ちょっとゆっくりしてからシャワーを浴びに行く。

【朝食】
コーヒー、桜ん坊
【夕食】
※まだ明るいので外でゆっくり食事。
ラディッシュ、パプリカ、イカ缶、プロヴァンサル生ソーセージのボイル、プロヴァンサルとバジルのソース&パスタ
■テントに入って、メロン食べて、お茶してお休み〜。

≪ダンナのコメント≫
■ペルヌ・レ・フォンテーヌ(Pernes-les-Fontaines)は968年〜1320年までコンタ・ヴネッサンの首府だった街。 街中には泉が多数あり、街の名前の由来になっている。 この街の目玉はフェランド塔。『サラセン人と戦う騎士』のフレスコ画がこの街(フェランド塔)にあることを初めて知った。ツーリストInfoのオバちゃんがフランス語だがとても丁寧に説明してくれて良かった。
■街の中を流れるネスク川は治水の結果か、現在はわずかしか流れていない。 ノートルダム橋の大きさと構造から本来の流量がどれ位だったか想像できるが、上流の大渓谷を知っていると、現在の流量はちょっと寂しい。 ノートルダム橋の橋間の礼拝堂がとても渋い。 ちなみにこのネスク(Nesque)川、ヌスクではなくてネスクと読むそうです。 ツーリストInfoの人に確認しました。


6月8日(木) 晴れ 南風 暖かい 夜は寒い
※今日はビュークス(Buoux)でクライミング。
■14時頃TCFエリアに到着。親子連れが来ていた。今日は人が多い。途中からスペイン人カップルが来た。
≪私≫
※TCFエリア
・Alambic Sortie Sud 6b UP
・Dresden 7a+ T×1  ⇒核心ムーブできず。7a+は厳しい。何時ものように旦那にトップロープを張ってもらうが、ランナウトしているので旦那も緊張して登っていた。
≪ダンナ≫
※BDMエリア。
・Fissure Serge 8a×3
  ⇒1本目が凄くおしかった。。。けどR.P.ならず。岩のコンディションは最高なのに・・・。
■19時過ぎの帰りになったがまだサリナ(Salinas)エリアで登っている人がいる。自分たちが最後じゃないと思うとすこし嬉しい。
■数分ジョギングしたが左膝がまだ痛い・・・。

フィシュール・セルジュの取り付きで。
ビュークス砦を背景に。
【朝食】
コーヒー、パンプルムース(グレープフルーツ)、スープ、目玉焼き、残りのパン
【夕食】
※夕日を見ながらちょっと寒いけど外で食事。
ビール、生ハム、ラディッシュ、子牛にダンナの特製ソース(にんじん、ズッキーニ、シャンピニオン)うまい!、ごはん、ドイツ魚缶(チャンピオンソースならぬシャンピニオンソース)、スリーズ(サクランボ)
■寒い中外でお茶を飲む。旦那ロウソクでいたずらっこのように遊んでいる。

≪ダンナのコメント≫
■今日は湿気も少なくて、岩場も日陰は涼しくてコンディションも良し。 前回でムーブも確定したし・・・、1回目、ヌンチャクを掛けながら狙いに行く・・・、が惜しいところでフォール。 右手中指の第二間接の皮がかなり削れてしまい、痛い。核心のポケットホールドの縁が原因。 テーピングをして2回目のトライをしたら、核心部でテーピングがずれてしまい、フォール。 どうも悪循環だ。


6月9日(金) 晴れ 暑い 夜南風だが寒い
※今日はカマルグ(Camargue)へ観光。
■洗濯して朝ご飯食べて、14時ころ出発。
カバイヨン⇒アルル⇒国道N113⇒ヴィルヌーヴ(Villeneuve)村から海沿いの道(C136?)へ・・・。
■カマルグの道は海面と同じくらいの高さで湖畔を走っている感じ。⇒ガショル灯台(Phare de la Gacholle)への道の途中まで。・・・天野橋立?海の中の道を走っている感じ。⇒Tourvieille(古い塔)のある道を途中まで。・・・ガショル灯台(Phare de la Gacholle)まで繋がっているらしい。
■帰り道途中、うさぎ(ねずみ?)を見つけダンナが写真を撮る。カマルグ名物のフラミンゴの写真も撮った。⇒ファラマン(Faraman)⇒サラン・ド・ジロー(Salin de Giraud)⇒バルカランの渡し(Bac de Barcarin)。ここは橋が無いので船で川渡り(片道4.50ユーロ)・・・すぐ終わってしまうがなかなか面白い。もう少し安ければ良いのだが・・・。⇒ポール・サン・ルイ・デュ・ローヌ(Port-St-Louis-du-Rhone)に寄るがビーチ(サーファーが集まるビーチがあるらしい)までは行かずUターン・・・セレブな臭いのする町だ。

カマルグ(Camargue)で。
うしろ海上に見えるのはフラミンゴ。
■高速を使ってマルティーグ(Martigues)、エクス(Aix)経由⇒ペルチュイ(Pertuis)のSuperUで買出し。・・・念願のセプソーセージとロックフォール味の肉発見(^o^)/⇒N100の並木道⇒キャンプ場。
■21時前の帰還。

【朝食】
コーヒー、パンプルムース、スープ、目玉焼き
【夕食】
※夕日が沈む中外で食事。今日は完全武装(ダウンと防寒パンツ)
ビール、サラミソーセージ、パスタ(プロヴァンサルソース&バジルペースト&パルメザン)、セプソーセージ、ロックフォール入りひき肉の豚肉巻き、リュベロンワイン、 お茶。
■今日もダンナがロウソクで遊んでいる。


poitrine de porc farce(細かく刻んだ豚肉の胸肉)
ロックフォールチーズとくるみ入り
今回なかなか買えなかった・・・。
≪ダンナのコメント≫
■カマルグへドライブ。 予想以上に楽しかった。ボニューからカマルグまで2時間弱で行けるんですね。すごく近いハズなのに、やけに遠く感じて今までドライブの目的地の対象にしていなかった。 次回来るときは、ガショル灯台までを目指そうっと。
■帰りは思いっきり遠回りしてペルチュイ経由で。 ペルチュイのUで久しぶりにセプソーセージとロックフォール味の肉に会えた。どちらも私の大好物、両方買いました。 さらに遠回りしてN100から帰る。 N100の並木道は私の好きな風景。 日没ちょっと前にキャンプ場へ到着。


6月10日(土) 晴れ 暑い
※今日はビュークス(Buoux)でクライミング。
■昼頃出発。ボニュー(Bonnieux)の店でラベンダーエキス?を探すが良いもの無し。APTルクレで買出し。
■14時過ぎ到着。ビュークスは夕方から風が吹いてベストコンディション。
≪私≫
※TCFエリア
・Alambic Sortie Sud 6b UP
フランス人4人組が来てPapa Pas Pou、T.C.Fにヌンチャクをかけてしまった。 Papa Pas Pouが開くのを待ってダンナにお助けヌンチャクを掛けてもらいトライ。
・Papa Pas Pou L×1
  ⇒ホールドが暖かく、滑って出だしのムーブができない。出だしムーブ飛ばして進む。核心ムーブ抜けてガバホールドをつかんだところでヌンチャクをつかんでしまった。R.P.かかってないし根性が出なかった。。。左足上げる前にクリップすべきところを左足先に上げてしまったのが敗因?
≪ダンナ≫
※BDMエリア。
・Fissure Serge 8a×2 R.P.!
  ⇒1回目また惜しいところで落ちてきた。2回目トライするのに気持ちが盛り上がらない様子。
気が乗らないまま準備が終わって2回目トライしようとしたとき、ダンナがサソリを見つけ、カメラ、カメラ!と叫んでデジカメを撮りに行き写真を撮る。すっかりリラックスして2回目のトライをして、見事R.P.。サソリのおかげ?

【朝食】
コーヒー、パンプルムース(グレープフルーツ)、スープ、目玉焼き、残りのパン
【夕食】
※明るいうちに(21時頃から)外で食事。
ビール、生ハム、プロヴァンサルソーセージのボイル、パスタ(プロヴァンサルソース&バジルペースト)、パプリカ

ルートの取り付きで。
『ん〜〜、なんで登れないんだろう・・・』と悩む。
やっぱりプレッシャーに弱いのかな??



ラッキースコーピオン?
5cm位の小さなサソリ。

■お茶飲んだ後、洗い場の洗濯機のコンセント拝借して洗濯機テーブル代わりにしてパソコンの写真をバックアップ。深夜1時までかかる。夜更かし・・・。

≪ダンナのコメント≫
■私は、『これが最後のトライ』という系統のプレッシャーがどうも苦手。 だんだん追い詰められていく感じがどうも・・・。 体に変な力が入ってしまい良い動きが出来ない。集中しきれない。 今日はまさしくその苦手なパターンそのもの。 ムーブが分かればそんなには難しくない、通常なら2〜3回で登れる内容のルートなのに、変な力が入ってしまい、つまらない失敗を重ねてしまう・・・。
■19時過ぎ、時間的にこれが最後のトライ。できるかな?できないかな?う〜〜ん・・・・・・と、おもいつつ、「悩んでてもしようがないから行くか」と、出だしの岩に触ろうとしたとたん、目の前を小さなサソリがトコトコ横切って行った。 思わず『カメラ、カメラ!』。 暫くサソリを追いかけて写真を撮っているうちに肩の力も抜けて、最後のトライはリラックスして出来ました。やっとRP。 よかった・・・。


6月11日(日) 晴れ 暑い ドイツも晴れ
※ドイツに移動。
■コーヒーだけ飲んでキャンプ場清算。マルセルにさよなら。マルセルにワインを貰う。2年後に来るとき日本のTシャツを持ってきて欲しい、買い取るからって頼まれた。忘れずに持ってこなければ。。。
テントを片付けていたら、凄い荷物の量にキャンプ場の人たちの注目を浴びる。いつも朝洗濯しているおばさんに話し掛けられる「バカンス フィ二?」私がフランスが分からないのを知っていて短い単語と身振り手振りで話してくれる。荷造りしているのを見て帰るのかと聞いているようだ。明るくて、楽しいいとても感じの良い人だ。
■片付けを終え、キャンプ場のクロワッサン(デポ)食べて、12:30ころ出発。
ジュリアン橋を渡り国道N100へ。大好きな並木通りを抜けフォーカルキエ(Forcarquie)⇒グルノーブル(Grenoble)まで高速を使う⇒アルベールヴィル(Albertville)からシャモニー(Chamonix)の間、崖崩れの通行止めが多く、迂回をいっぱいさせられ、それもすごい山道で思った以上に時間がかかってしまった。

マルティーニ(Martigny)
城跡とブドウ畑と街を見下ろして。
20年前、自転車で初めてこの街に来た時のことを、
その後もこの街を通るたびに思い
■シャモニーでは雲が沸いていて、モンブラン側は何も見えず、ボソン氷河も見れず。赤い針峰群は晴れているのに・・・。今年は残雪が多い。⇒アルジェンチエール(Argentiere)氷河を車から見た。日曜なのでシャモニーでの買い物は諦めて通過したが、この辺りのスポーツショップは開いていた。⇒フォルクラ峠(C.de la Forclaz)で写真を撮った。⇒モントルー(Montreux)・・・夕日が当たってシヨン城が美しかった。⇒ヴヴェイ(Vevey)⇒ブール(Bulle)⇒フリブール(Fribourg)・・・7年前とすごく変わっていた。都市化が激しく進んでおり、旧市街の面影が無くびっくり。⇒ベルン(Bern)⇒Solothurn⇒バーゼル(Basel)
■バーゼルまでの街道はライトアップされた砦が何箇所かあって綺麗だった。バーゼルでカールスルーエ(Karlgruhe)の標識が見つからずしばらく迷う。⇒高速A5・・・国境で足止め。パスポートコントロール。スイスはEU加盟していないから。。。⇒高速A6・・・トラックに阻まれ分岐を間違う。でもドイツは高速道路無料だから気楽に降りてUターン。私も途中100kmくらい運転。⇒ニュルンベルク(Nurnberg)⇒A9⇒プレヒ(Plech)⇒アイヒラ−キャンプ場に朝6時ごろ到着。車の中で仮眠。
≪ダンナのコメント≫
■とうとうボニュー(Bonnieux)とは今回お別れ。 マルセルに挨拶に行き、車に荷物を積み込み出発。 今回はN100を東進し、ディユランス川へ出て、高速を使ってガップ(Gap)を目指す。 そこからドライブがてらシャモニー、マルティーニ、レマン湖、フリブール、ベルン、バーゼルを抜けてドイツ・フランケンユーラへ。 長い長いドライブだ。このコースは、昔、自転車で旅行したときのルートと重なるところが多いので自分にとっては、『その後に街がどれだけ変わったか』知ることが出来てとても興味深い。


6月12日(月) 快晴 猛暑!
※ドイツ・フランケンユーラ(Frankenjura)に到着!
■朝8時?9時?車から出てマルタに挨拶に行く。「マリアばあちゃんはいない。天国に行った」と空を指差す。あー間に合わなかったんだ、2年前に見た元気な姿が最後になってしまった。覚悟はしていたけど残念。。。でもマルタが元気でうれしい。
前回借りた小屋が丁度開いたのでまた同じ小屋を借りた。マルタの掃除が終わるのを待って、とりあえず貴重品とシュラフだけ持って小屋に入りバタンQ〜。
■12時頃起きてコーヒーを沸かす。まだ食欲が無いが、移動中に作ったサンドイッチを食べる。荷物を運び込んで水シャワーを軽く浴びる。オーバートゥルバッハのスーパーで買い物と、送り返す荷物の郵送料金の確認。20kgで82ユーロ(約12000円)安い!。
※バイセンシュタイン(Weissenstein)でクライミング。
・Boulderwandl 5+  ⇒F
・Painische Zeiten 7+ T×1
・Wilde 13 Direct 8 T×1  ⇒ムズイ
6時になっても取り付きは日向。岩が翳っても登ると暑い・・・無理!!!!
※クロッテンゼーの岩を見に行く。8-・・・悪そう〜。蚊に刺される。。。登らずに帰る。
■キャンプ場に帰ってマルタに「モシュロイトに行こうと思っている」と言うと「月曜は休み」と言われた。2年前から続けて3度目の正直ならず、またお預け(+_+)。
■マスターブロイへ行く。ビールは◎。モシュロイトのケラービールは強烈(度数が高い)だから疲れた体にはこっちの方が良かったかも。

【夕食】
ビール、コルドンブルーとシュニッツェルのウィーン風(カツレツ)。
■良い気持ちになってキャンプ場に帰る。
シャワー浴びて、お茶飲んで、お休み〜。バタンQ〜。

バイセンシュタイン(Weissenstein)
通称:食パン岩。
アプローチ至便。軽く登りたい時にとても便利な岩場。

≪ダンナのコメント≫

■マリアばあちゃんに合えず残念。 一昨年がんばって来てよかった。 ちょうどマリアばあちゃんも元気な時だったらしいし。あれが最後になってしまった。
■私は過去、ユーラ入りする日はなぜか天気の悪い日が多いのだが、今回は珍しく快晴。すごい晴れ。 時間が半端だしトポも持っていなかったので、バイセンシュタインへ行ったが暑くて暑くてどうにもならない。 まっ、モチベーションがもともと無いからいいか・・・。ユーラの楽しみはなんといってもビールだしね。
■お楽しみの晩ご飯は、今日はマイスター・ブロイへ。 マイスターの称号を持つ、この辺りではイチバンの評判のビール。 とても美味しい。。。 昔はよくケース買いをしてキャンプ場で飲んでいたが、さすがに3日間の滞在ではケース買いは出来ない。またユーラに長期滞在したいなぁ・・・。


6月13日(火) 快晴 猛暑!
※フランケンユーラ(Frankenjura)で。
■9時頃起きて少しダラダラした後、アイヒラ-でブレックファースト(キャンプ場の朝食メニュー)
ダンナは早速日本に送り返す荷物の荷造りを始める。私は洗濯。炎天下で作業したためグロッキー。目眩がしてきた。。。やっと荷造り完了してオーバートゥルバッハのスーパーエデカの郵便コーナーへ。荷物の重量を計ると28kg。するとスーパーのおばさんが困った様子で『郵便で送れるのは最大20kg』とのこと。またキャンプ場に戻って荷物を作り直し。今度は17kgと15kgの荷物を作ってエデカへ。車から店に運ぶため私が15kgの荷物を持とうとしたら側にいたおじいさんが荷物を持ってくれた。やさしい!でも私より重そうに持っていたので申し訳なかったかな。。。荷物を受け付けに持っていくとまたおばさんが心配そうに15kg超えると送料は82ユーロになってしまい82×2ユーロになってしまうとのだけどと聞いてくる。私たちが「Ok、Ok」と言うとやっと安心して笑顔になった。心配してくれるのはドイツ人らしい、フランス人だったら当然のように82×2ユーロ請求してくるところだ。でも20kgと14kgにすればもっと安かったことになるがしょうがない。次回は覚えておこう。そうこうしているうちに夕方になってしまった。
■私の水虫が悪化。痒さに耐え兼ねて掻き毟っていると、ダンナが見るに見かねて『アポテケ(薬局)に行くか?』と。 キャンプ場に戻ってマルタに一番近いアポテケの場所を聞き、エグロフスタインのアポテケへ。ドイツには日本のドラックストアーみたいな店はなく、みんなこのような専門の薬局しかない。水虫を何と言うのか分からないので足を見せる(足洗ってから行って良かった)。店員(おそらく薬剤師)さんが『言葉は分からないがイメージはこんな感じ?』と言ってメモにマッシュルームの絵を書いた。ダンナが『そうそう!』と言って無事水虫の薬を買うことができた。薬の名はラミシール。日本に帰ってきて気づいたが元サッカー選手のFが『1日一回で効く!』ってコマーシャルしてる薬だ。ダンナがこういう薬はドイツの方が進んでいるから、日本で売っているのはドイツ製のものが多いのだとか。店員さん曰く、『1週間で治るが念の為2週間は塗るように』って。そのときはそんなに早く治るんだ〜って喜んだけど実は3ヶ月経った今も完治していない。。。キャンプ場に戻りシャワーを浴び早速薬を塗る。とりあえず痒みからは開放された。
■念願のモシュロイトへ。4度目の正直。久しぶりで道を間違えたが無事到着。暖かいので外で食べた。快適。

【朝食】
パン、ハム、バター、チーズ、カフェオレ・・・バターは至福 )^o^(
【夕食】
ケラービール、マッシュルームソースのシュニッツェル、コルドンブルー、付け合せのポテトがうまい!
■キャンプ場に戻り、テーブルと椅子を外に出し、アイヒラ-のバイスビールを飲む。このビールも大好き!寒くなったので防寒服着て。。。
お茶飲んでお休み〜。

≪ダンナのコメント≫
■とっても待ち遠しかったケラービール。やっと飲めました。モシュロイトは料理も美味しいし、雰囲気も良いし、とっても好きな店。 天気も良いし、外で食事。

モシュロイトのガストホーフで。
念願のケラービールとコルドンブルー。


6月14日(水) 晴れ 雲あり 暑い!
※フランケンユーラ(Frankenjura)で。
■夜中に何度もトイレに行ったので眠い。だるい。でも目が覚めてしまった。
8:30頃コーヒーを入れる。お腹が空かない。。。
10:00ころアイヒラーのBreakFast昨日と同じ朝食。胃腸が疲れていてバター残してしまった。
ダンナは水シャワーを浴び、私は洗濯。。。だるい。ダンナに進められて私もコインを使ってお湯シャワーを浴びた。
■昼前出発。ゴシュバインスタインでガソリンを入れ、リーデル(LIDL)で買出し。

Audeltodram
コンパクトだが前傾で面白い。

※ハリーポッターバンドエリアへ。
・・・ナス(ドイツ語で濡れている)。暑い!ヌメヌメ。夏向けの日陰岩場なのに暑い! 後からドイツ人2人が来たが溜息をついて帰って行った。
≪私≫
・Dumbledore  7+ T×1  ⇒Oneテン

※Audeltodramエリア
クルト・アルベルトが来た。有名人だ。アルベルトから「マリヤばあちゃんは去年の11月に逝ってしまった」と聞いた。
≪私≫
・Clarence  6+/7-  ⇒F
・Mugamba  7- L×1  ⇒パワ〜
≪ダンナ≫
・Jumanji  9-
  ⇒オンサイト出来ず、ザンネン。2回目でRP。
・Hakuna Madada  9/9+ ×1
  ⇒出だしのムーブがいきなり悪い。
【夕食】
※今日もモシュロイトへ。モシュロイトのキャンプ場を覗く・・・微妙。
ハーブバター付の牛ステーキ、マッシュルームソースのシュニッツェル
■キャンプ場に帰ってシャワー。
バイスビールを飲んでいるとヨハネス(キャンプ場の長男)が来て夜人がいっぱい来るので車を離れた広場に移動するようにお願いされる。赤ん坊を連れていて、くりくり目玉で可愛かった。車を移動した後、お茶してシュラフに入るが、壊れたデジカメをダンナが分解し始め、2人とも夢中になる。1時ごろまで夜更かし。。。

≪ダンナのコメント≫
■岩場でクルト・アルベルトに会った。 彼とはとてもお馴染み。 一緒に登ったりしたことはないのだが、昔からドイツに来るたびに岩場やガストホーフやビール祭り、はたまた、クライミングショップなど、いろいろなところでばったり会う。彼もだいぶ歳をとってもう、難しいルートはやらないようだ。易しいルートをたくさん、楽しそうに登っていた。 私のこともすっかり憶えられていて(共通の友人も多いし)、しばらく話したあとに、『毎年来てるのか?ユーラチャンピオンだな!』と冷やかされた。。。毎年ではないのですが・・・ f^_^;


6月15日(木) 曇り

↑ パーキングから見たモンブラン。
真ん中の尖った部分がモンブラン。
※ドイツからシャモニーを目指す。
■8:30起床。コーヒーだけ飲んで片付け。シャワーを浴びて11:30ころ出発。今回はキャンプ場大賑わいでマルタも大忙しでさよならもあっさりで良かった。前回は大変だったから。。。最後に大好きなオーバートゥルバッファのケーキを買いに行くが残念ながらお休みだった。
■ベッゼンシュタインのパーキングに車を停めシュークルート缶とバナナを食べて腹ごしらえ。
■12時ころ出発。来た時と同じルートでシャモニーを目指す。カールスルーエの手前で工事渋滞。16時過ぎミュールーズ(Mulhouse)通過(Parisまで555km)。ベルフォール(Belfore)手前料金所(2.50ユーロ)。出口で4.20ユーロ。 〔ご参考:スイス高速40SFR/年・・・納得いかないので絶対使わない〕。
■ジュー城(Chateau de Joux)の写真を撮る。⇒ヴァロルブ(Vallorbe)手前のスイス国境でパスポートチェックあり⇒スイスに入ってからビール祭りのため迂回させられる⇒20時頃ローザンヌ(Lausanne)⇒21時頃ジュネーブ(Geneve)⇒フランス高速A40(Peage1.60ユーロ+3.50ユーロ)でシャモニーを目指す。
■料金所(Peage)を通過したところのビューポイントパーキングに22時頃到着。晴れていたので展望台からモンブランの写真を撮った。トイレと水場があるので今日はここに泊まる。

【夕食】
ずっと前に買ったドイツの缶詰(牛肉とにんじん・・・&豚肉とインゲン)。粉末スープ×2、サラミソーセージ、マルセルに貰ったワイン(ラベルを良く見るとボニューのワイン)
ダンナ夜お腹下す。

≪ダンナのコメント≫
■2年前と同じパターン。 誕生日のシャモニへの移動。時間的にやっぱり微妙にシャモニまで届かず、パーキングで車中泊。
■パーキングからのモンブラン山群の眺めがすばらしい。 このまま明日も晴れたら良いのだが・・・。晴れたら、前回行けなかったミディ・ロープウェイに乗ろう!


↓ パーキングのテーブルで遅い晩ご飯。
とりあえずワインで乾杯?




6月16日(金) 朝6時曇り 8時雨 その後曇り。
※シャモニー〜オータンを目指す。
■9時に起きてコーヒーを沸かす。顔洗って10:30頃出発。
シャモニーへ。前回と同じ駐車場へ停める。
■スネルスポーツでダンナのテスタロッサと私のNewミウラー(クライミングシューズ)を買う。サイズが無く1足ずつしか買えなかった。 他の店の中に入ろうとすると入り口で追い返された。丁度12時、これから昼休みだ。客だろうと何だろうと問答無用。昼休みは昼休み。フランス的だ。あ〜素敵。。。
■天気が悪いのでシャモニー観光は諦めて移動に決定。 高速A40に乗るが、最初の料金所で間違って降りてしまった(出口で1.70ユーロ、また乗るとき1.80ユーロ・・・ちょっと損したかな?)。途中のパーキングで昨日買ったサンドイッチを食べる・・・まずい。。。口直しにプリングルスを食べた。 2回目の料金所(1.60ユーロ)。パーキングで20分ほど昼寝。マコン(Macon)出口で高速を降りる(13.50ユーロ)。 出口は軍隊の列で大渋滞。。。前後軍隊に挟まれて暫く移動。
■クリュニー(Cluny)で塔の写真をとる。クリュニー修道院で有名なところだが、『えっここ?』ていうくらいの村だった。⇒コルマタン(Cormatin)城見えず⇒サン・ジャングー(St Gengoux-la-Nationar)のビューポイント(Madone)⇒Montchanir⇒Montceniq⇒オータン(Autun)手前、国道N80沿いMarmagneのホテル『Hotel le Vieux Jambon』に泊まる(18:40頃到着)洗濯してシャワーを浴びたあとホテルのレストランへ。22ユーロのメニューとテーブルワイン。美味しかった!。このあたりのエスカルゴも食べてみれば良かったかな。。。

≪ダンナのコメント≫
■今回のシャモニーは大外し。 山は雲に覆われてミディ・ロープウェイは断念。 テスタロッサ(クライミングシューズ)は1足しか買えず。 早々に退散してブルゴーニュ観光へ。
■クリュニー経由でオータンを目指すが予想以上に時間がかかり、オータンまでたどり着けず。手前の街道沿いの小さな村でホテルを見つけて入る。 今晩はホテルのレストランで食事。あまり期待していなかったのだが、ビックリするぐらい美味しかった。 部屋代も食事代も安いし、大当たりだった。


6月17日(土) うす曇り 晴れ
※オータンからパリを目指す。
■8時に起きてシャワーを浴びる
ホテルの清算(1泊42ユーロ、昨晩のメニュー44ユーロ、ワイン10ユーロ⇒96ユーロ:約15000/2人)をして9:30頃出発。国道N80を通ってオータン(Autun)へ突入。
■オータン(Autun)ではまず、教会を見学(タンパンがとても有名)。 昼過ぎに、パン屋でアップルパイとミルフィーユを買い、Croix de la Liberation(・・・丘の上に大きな十字架が立っていてオータンの街を一望できる快適な公園)へ行き、コーヒーを沸かしてアップルパイとミルフィーユを食べた。 ⇒発掘中のローマ劇場⇒遺跡3箇所見学。
■2:30ころオータン出発。⇒シャトー・シノン(Chateau Chinon)・・・ATACで買出し。⇒コルビニー(Corbigny)⇒サン・ペール(St Pere)・・・ゴシック様式教会。⇒ヴェズレ-(Vezelay)へ。(駐車場2ユーロ/1日、トイレもある)
■ヴェズレーのマドレーヌ教会でミサを見学。教会の裏ではワイン祭りをやっていた、もう片付け始めてたけどちょっと見学。雷が鳴り出したので車に戻る、車に乗るなり雨が降り始めた。
■19時過ぎ出発。⇒雨の中ヴェズレ-の街を裏側から写真に撮った。土砂降り。途中虹が出た!⇒Clamtcy⇒Varzy⇒道を小鹿が2頭横切った⇒Donzy⇒高速に乗る。
■フォンテーヌブロー(Fontainebleau)手前のパーキングに21時頃到着。テーブル付ベンチがあるのでここで食事して泊まることに。パソコンを開いて昨日ホテルで録画したビデオクリップをチェックした。ダンナはペットボトルに汲んでおいた水で頭を洗う。

【夕食】
カスレ缶、シュークルート缶、トマト、キッシュ、クスクス缶、ヴァントゥーワイン
■夕日が綺麗だった。もうすぐ旅も終わりだなーとしみじみ感じる。。。お茶飲んで1時頃お休み〜

≪ダンナのコメント≫
■オータンは静かで遺跡が沢山ありとてもいい街だった。裏山の上の十字架の広場は特に快適。また来たくなるような所だ。こんな街がいっぱいあって、フランスっていいなぁ・・・とつくづく思ってしまう。

↑ Croix de la Liberation
オータンを見下ろす快適な公園。
街を見ながらのコーヒーは格別の味。
↓ 今日の泊まりも高速のパーキング。
テーブルに余った食料を広げて晩ご飯。
旅ももうじき終わりです・・・。
夕日がとてもきれい。。。




6月18日(日) 晴れ 暑い
※パリへ。
■7:30頃起きてコーヒーを入れる。
片付け開始。持って帰れないものをいっぱい捨てた。毎回捨て場所に困るが、今回はパーキングなのでごみ箱に捨て放題(?)。
■9:30頃出発。料金所:7.30ユーロ。パリ(Paris)手前のパーキングで少し給油。
■11時頃、毎回お世話になっている安ホテルに荷物を置いてドゴール空港に車を返しに行く。日曜なのでいつも返しに行くパリ市内のオフィスは休みなので空港まで行った。12時頃車を返却。車返した後、駅まで歩く。トイレに行きたくなったがトイレが無い。。。シャトルバスで空港のターミナル1・2に行きトイレに行く。また駅まで歩く。今度は切符を買うための窓口が無い。自販機はあるのだがカードしか使えない。8ユーロ×2人の切符代をキャッシュカードで払うのも何だかな〜と思いぐるぐる探したがやはり見つからないので諦めてカードで切符を買った。電車に乗り(St Michel)駅で降り、14:15頃無事ホテルにチェックイン。シャワーを浴びて気分すっきり。

↑ 奇跡のメダル教会で。
ここに来るのは今回が初めて。

■3:30頃ホテルを出て観光へ。歩いて奇跡のメダル教会へ。地図で見たら近い(ダンナ談)のに歩いたら遠かった。。。暑い。。。やっと到着して門をくぐり少し歩くと右側にメダルを売っている場所がある。中に入ると日本人のシスターがいて、親切に教会やメダルの由来について教えてくれた。ミサが終わるのを待って、祭壇の右?側のケースの中に安置されている奇跡の人「・・・年腐らなかったシスター」を見学した。
■休憩しながらノートルダム教会まで歩く。ぐったり。。。少し休んでから教会の中を見学しよと思ったらミサが始まり奥まで入れなくなってしまった。入り口付近からミサを見学。しかしミサをバックに記念撮影している人にはちょっと呆れた。。。
■ノートルダムをでて暫くすると雨が降り始めた。雨宿りしていく?っとダンナが言ったが私がもう行きたいと言って、レストランを目指す。あちこち回って何を食べるか悩むのが楽しいのだが、レストラン街に着いたところで土砂降りになってしまい目の前のギリシャ料理店(タベルナ)に飛び込んだ。中に入ってすぐ雨が止んだので失敗したかな〜と思っていたが、勧められたロゼワインはすっきりした味で美味しかったし、料理もまあまあだったので結果的に良かった。

【夕食】
ロゼワイン、魚のプレート、肉のプレート、肉は硬くていまいちだったが魚は美味しかった。

■少しブラブラした後、ハーゲンダッツアイスクリームを食べた。中国人が「Your name in Chineaise」と名前を漢字にして色紙に書くのを商売にしていた。
■まだ早いがホテルに帰ることに。道を歩いていると上から水が降ってきた。反射的に 「きゃ〜」と悲鳴をあげると、すれ違った若者(女の子)が笑って親指を下にして手を上下に動かしている。友達に掛けようとしたのがこちらに飛んできたのか、こちらを狙ったのかは不明。悪意はなさそうだったので可愛いイタズラってとこでしょうか?
↓ セーヌ川で。 暑い。すごく暑い・・・。
■20:30頃ホテルに戻る。ワールドカップサッカーのフランスvs韓国をTVで見た。このときはフランスが決勝まで残るとは思わなかったな〜。日本は負けたらしい。川口のファインセーブシーンをニュースで見た。
シャワーを浴び、キャンピングガスはもう無いので水道から出るお湯でお茶を入れた。グレープフルーツを食べる。
■1時頃お休み〜。ダンナはパソコンの録画の準備をしてからお休み。。。

≪ダンナのコメント≫
■とうとうパリ到着。 今回のパリは、奇跡のメダル教会へ行くのが楽しみ。カルチェ・ラタンの常宿ホテルから地図上は近かったのだが、実際に歩くと意外に遠かった。暑かった・・・。失敗した、メトロで行けばよかった。。。教会はとても厳かでよかった。
■奇跡のメダル教会の後は・・・特に目的も無くブラブラと。『もう帰国だなぁ・・・あ〜ぁ・・・』などと思いながら散歩です。。。毎度の事なのですが帰国直前なので、もう力が入らないんですよね。 パリは食べ物もあんまり美味しくないしね。(バカ高い店に行けばもちろん美味しいのだろうけどネ・・・)。


6月19日(月) 曇り 寒い〜 昼晴れたら暑くなった。。。
■8時ごろ体が冷え切った状態で目が覚めた。寒い。。。 シャワーで体を暖めてから片付けて9時過ぎ出発。大荷物はフロントに預け貴重品だけ持って観光へ。
■まずは前回と同じカフェで朝食。改装されていて気づかず、無くなってしまたのかと思ったがまだあった。前回は良いイメージだったのだが今回はイマイチ。。。次回は違う所を探そう。
■10:15頃店を出る。10:30頃クライミングショップ(Au Vieux Campeur)に行くが開いていない。今日の開店時間は11時だって。向かいの学校の門の前の階段に座り時間を潰す。清掃車が水を撒きながら通り過ぎた。店が開くのを待ってクライミングシューズとトポを買った。 (パリのコイントイレが無料になっていた。メトロの駅にも無料トイレがあったりする。)
■お昼はギリシャのドネルケバップを買ってノートルダム大聖堂の前の広場で食べた。大聖堂の中を見学してホテルに荷物を取りに戻る(14時過ぎ)。荷物の詰め替えをして15時ころドゴール空港行きの電車に乗った。
■16時過ぎ空港到着。心配の種である荷物の重量を計らせてもらう。ドイツから荷物をいっぱい送り返したのに、思ったほど減ってなかった。でも何とか総重量はクリアー。荷物の配分を修正して一休み(16:30頃)。
■18時過ぎ免税手続きをした。何時もは荷物を預けた後カフェで休むのだけど、今回はそのカフェが見つからない。仕方ないのでベンチで出そう出そうと思って出していなかった葉書を9枚書く(葉書より自分の方が先に着くな〜)。書き終わったのは20時過ぎ、疲れた〜。

ノートルダム大聖堂の前の広場で昼食。
僕の好きなドネルケバップのサンドイッチ。



■20:30頃チェックインの列に並ぶ。21時前チェックイン始まるがやたら時間がかかる。私たちの前に並んでいた親子は荷物の重量がオーバーしていたらしく、チェックインカウンターの前で荷物をひっくり返して、詰め替えを始めた。。。私たちがやっと手続きを始めると、何とダンナのチケットがウェイティングリストに載ったままで、オーバーブッキングされているとのこと。ダンナは『まだ乗れるかどうか分からないから待つように』と言われ、私は『今日の飛行機に乗るように』と言われる。しかも、私の方は『今日の飛行機に乗らなければ明日の便は有料になる』と言う。ダンナが受付の女性と交渉するが、『オーバーブッキングは航空会社に認めれた権利』と言われる始末。。。私はだんだん不安になってくる。ダンナが私が明日の飛行機に乗る為にはいくら必要か聞くと、男性スタッフに確認しに行き、料金は発生しないと案内された。ここで少しほっとしたが、今思えばこの時点でこの夫婦は明日に回してもクレームにならないなとチェックされていたに違いない。
■21時にとりあえず手続きを終えるが結果が出るのは22:20とのこと。多分大丈夫だからと言われたが落ち着かない。いつもなら荷物を預けてほっとして、時間が余ってしょうがないって感じのところなのに、1時間の待ち時間ができたが落ち着かない。とりあえず何か食べることにした。でも時間が遅いので空港の殆どの店が閉まっている。看板の明かりは消しているがまだ営業している店を探して何とかサンドイッチとキッシュを買って食べた。
■22時を回ったのでカウンターに行くと、運命共同体?の列ができていた。時間になったところで真っ先に呼ばれたので乗れるんだ!と思ったら、私たちは乗れないとのこと。乗り換え連絡をしているニューカレドニア行きの人が優先されると説明を受ける。そのかわり、保証は「ホテル(夕食、朝食含む)代+600ユーロ/人+連絡用テレカ」。大儲け !? 顔が思わず緩んでしまった。
■シャトルバスで指定された今日の宿、ibisへ。昨日車を返しに来たとき使った駅の前にあるホテルだ。同じ運命の人達の行列に並び23:30頃ホテルにチェックインした。夕食はカフェテリアで、好きな冷凍食品を選んで温めてもらって食べる。美味しいけど、さっき食べたサンドイッチでお腹がいっぱい。前菜とデザートは残して部屋に持って帰った。

【夕食
※貰ったチケットで買えたもの
前菜:生ハム、主:冷凍のラザニア・ギリシャのラザニア?、デザート:Senja*(ヨーグルト)、飲み物:ワイン。
自腹でオレンジジュースを買った。
■*フランスのお兄さんが「センジャ、センジャ」と言いながら何かを探している。ダンナに「センジャ知らないか?」と言う。ダンナは面倒くさいので「フランス語分からない」と答えたが、Senjaと書かれたヨーグルトが目に入ったので「センジャ?」と指差した。するとフランス人のお兄さんが「オー、フランス語分かってるじゃないか」っと言って嬉しそうにSenjaを持っていった。そのやり取りが妙に楽しくて、私たちもSenjaを買った。
■12:30頃部屋に戻る。TVを見たり、ダンナはパソコンをセットしたりしてから、2:15頃消灯。

≪ダンナのコメント≫
■恒例の、オ・ヴュー・カンプール(Au Vieux Campeur)での買出し。相変わらずパリのこの店は品揃えが良い。テスタロッサ(クライミングシューズ)も買い足せたし。ジム用の靴や、トポなどを一通り買出し。なんと免税店になっていて、出国時に空港でキャッシュバックしてくれるシステムになっている。以前は免税処理をしてもらうのに大変な苦労をしたが・・・。便利になったものだ。
■ここ数回、帰国時の搭乗手続き時に何かしらトラブルに遭うのだが、今回はとうとうオーバーブッキングに遭ってしまった。しかも、オクサンはOKで、私だけダメ、と。。。オーバーブッキングと言われた時に、グラスタさんとあーだうーだとさんざん言い合ったのだが、『オーバーブッキングは航空会社に認められた正当な権利ですから・・・』と言われて一気に力が抜けてしまった。 その言葉は反則でしょう。。(^_^;)
乗れるかどうかの結果は待つしかないというので仕方なく待つことに。で、22時まで待って、一番で呼ばれたのでラッキー?と勘違いしてカウンターに行ったら『まずあなたたちはダメ』だって。ガックリ。。。でも『その代わり補償があります』と言われて内容を聞いてニッコリ。一人当たりエールフランスだけで使える商品券800ユーロ、又は、口座振込み600ユーロ、+今晩のホテル+国際フリーコール用テレカ+明日の昼の便の搭乗券。 そんな条件ならもう2〜3日待っても良いいのですが・・・。どうせ仕事はそんなに急がないし、仕事するより儲かる??
■そんなこんなで、なんだかとても疲れた、アンラッキーのようなラッキーのような一日でした。。。


6月20日(火) くもり
■7:30頃起きてシャワーを浴びる。ダンナは寝ている間に録画したテープのチェック。
■9時過ぎカフェテリアで朝食。10時ごろ部屋に戻り貰ったテレカで(実際にはカードに書かれたNOを使って)携帯から職場に電話を掛ける。公衆電話からは使えなかったが携帯からは無事つかえた。職場に連絡した後、まだ余裕があったので山口のお母さんのところに電話した。
■10:30頃ホテルを出てシャトルバスでターミナル2Fへ。また オーバーブッキングのためソウル経由、3時間遅れの便への変更を150ユーロ/人で募集していた。この際遅れついでと、ソウル経由でも良いとスタッフの人に言ったが、2人必要か確認するとのこと。結局必要ないとのことで直行便となった。
■11時ころ荷物を預ける。昼の便は人が多く、トイレも渋滞。夜の便は平和なのに。。。入り口に怖そうなガードマンが立っていて、大きい手荷物を持っていると、基準となる籠に入るかチェックさせている。私の大荷物もきっと言われると思い事前に籠に入ることを確認しておいた。ガードマンの前で「ほ〜ら入るでしょ!」って言うのを楽しみしていたがノーチェックだった。拍子抜け。。。
■何かの手違いでなかなか搭乗できない。やっと搭乗手続きできたのが13:45。すぐ飛行機に乗れるかと思ったら搭乗ゲートに飛行機は無く、階段を下りるとバスで飛行機までピストン輸送している。これじゃ時間がかかるわけだ。飛行機に乗れたのは14:15。疲れる〜。

出発ロビーで。
乗客でごった返しているが、
いくら待ってもなかなか搭乗が始まらない。
■15時やっと離陸。16時過ぎ夕食。今回は システムもダウンせず、映画を2本見た。1時(日本時間8時)前、朝食。

≪ダンナのコメント≫
■とうとう、今度こそは帰国の途に?? のハズが、時間になっても一向に搭乗が始まらない。 さんざん、さんざん待たされる。 やっと始まったと思ったらバスで飛行機までピストン輸送での搭乗開始。 機体トラブル?ワールドカップ時期柄のテロ対策? よくわからぬまま、かなり遅れてやっとのフライト。 なんだかとっても疲れましたが、でもとうとう帰国ですね。 また2年後?を楽しみに、もうすぐストレスまみれの仕事再開だ。。。


6月21日(水) はれ 日本は蒸し暑い・・・。
■日本時間8:57着陸。飛んでいる時間は11時間でした。
■顔を洗う暇もなく、10時の快速に乗る。いつもはJRの駅で電車を待つ間、顔を洗ったりするのだけど。。。12:30頃綱島駅到着。ダンナが車を取りに行く間、私は駅で大荷物の番。13:50ころ車に乗り込む。
久しぶりの我がアパートに到着。明日から仕事だ。。。。憂鬱。でも当初の予定だと昨日の夜中、帰ってきて今朝から仕事のはずだったから、それを思えば大分楽だけど。。。

≪ダンナのコメント≫
■とうとう日本に帰ってきてしまった。 蒸し暑い。いつもは夜に帰ってくるので今回はどうも調子が狂う。空港や電車は混んでいるし・・・。
■自宅最寄の東急綱島駅からが帰国後のひと仕事め。 大量の荷物を運ぶため、まずは空身で自宅に戻り、車のエンジンをかける。はたしてかかるか? 昨年までの車(カルタス)は今では珍しいキャブレター式だったので、長期間運転しないとなかなか火が入らない。何度もイグニッションキーを回し、バッテリが切れるか切れないか瀬戸際ぐらいでやっとエンジンがかかる。ヒヤヒヤものだ。すでにバッテリが上がっていて仕方なく駅に歩いて戻ったこともある。そのカルタスは昨年末の事故で廃車になってしまい、新しい車は電子制御式なので一発点火。あっけないくらいだった。
■明日からまた仕事漬けの毎日が始まるのかと思うと気が重い・・・。


次の年・2008年(1)へ進みます。
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