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プロヴァンス滞在記 − 旅の写真集 −
3.其の五
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ここに地果て、海が始まる・・・
ポルトガルの詩人:ルイス・デ・カモンイス(1524-1580)の有名な言葉です。 ここはユーラシア大陸最西端の地。
なんてことないただの岬なのですが、やはりここに来るたびに『とうとうここまで来たか・・・』と妙に感慨深くなってしまいます。
場所/ロカ岬:Cabo da Roca (ポルトガル)
時期/1999年 5月
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丘の上の城(アルカサール)へ向かう道。
私が持っている、古いスペイン紹介本の見開き写真では、ここは廃墟などではなく、花が溢れるとても活気のある通りなのですが・・・。
その写真から私が訪問するまでおおよそ20年。 なにがあったのだろうか? この写真からさらに20年。
いまはどうなっているのだろうか?
場所/マラガ:Malaga (スペイン)
時期/1985年10月
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カルカッソンヌを見てから死ね。
・・・なんて言葉があるそうですが(ホント?)、ここを見たって死ぬのは嫌ですね。(^_^;)
中世がそのまま残った街・・・のように言われていますが、19世紀後半まではじつは打ち捨てられて荒廃し、貯蔵庫や石切場になっていた遺跡でした。
例により、プロスペル・メリメの呼びかけの後、ヴィオレ・ル・デュックの指揮下で大掛かりに復元が始まり、19世紀中には大まかに復元されたのですが・・・。
専門家の間では考証に多くの問題がありとの批判があるようです。
場所/カルカッソンヌ:Carcassonne (フランス)
時期/1999年 5月
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北へ動いた最北端。
ここは日本の北の果て。 日本最北端の碑。
しかし、この場所はその後、駐車場建設のために埋め立てられて、それに伴い、最北端の碑も数十メートル北へ移動しました。
なんだかな・・・。
それにつけても「流氷とけて〜♪」の例の曲はなぜあんなに耳に残ってしまうのでしょう?
場所/宗谷岬 (北海道)
時期/1984年 8月
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なぎさドライブウェイ。
原付(50cc)で本州一周〜北海道を放浪中の写真。
千里浜、【せんりはま】ではなく【ちりはま】と読みます。この浜は文字通り、大陸から飛来した黄砂(=塵)が積ったもの。
砂の粒子が細かいため、湿り気を含むとしっかり固まって、自転車やバイクでも楽しく走れます。
砂浜に交通標識が立つのは他では見れない風景ですね。
場所/石川県羽咋市
時期/1990年 8月
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サヴォリンナ:Savonlinna
ドラゴンクエストの城のモデルになったとか・・・。
ここで開かれる音楽祭も有名。
場所/フィンランドの東のほう。
時期/1999年 7月
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渡し舟
Thousand lakesなんて呼ばれることもあるフィンランド。 複雑に入り組んだ湖を、渡し舟で繋いで道が伸びているのですが、しかしながら近年次々に橋が作られて、渡し舟は少なくなってきました。
世界中の隅々まで便利になりつつありますが、ちょっと寂しい気も・・・。
ちなみに無料でした。
場所/フィンランドの東のほう。
時期/1996年 7月
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これもガウディ。
この地に赴任したカタルーニャ出身の司教により、1887年、司教館としてガウディ指揮の下、建設が開始された。
しかし、1893年に当の司教が亡くなりガウディは更迭。 それでも建築は続き、1909年ついに完成。
あまりに特異なデザインのため、後任の司教は誰もここに住まなかったという。
現在は博物館として使われている。
場所/アストルガ:Astorga(スペイン)
時期/1999年5月
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ひまわり畑
車で移動中に、一面見渡す限りのヒマワリ畑に何度も出会った。
しかし、写真を撮ろうとすると意外に難しい。 太陽の向きと花の向きが合わなかったり、車を停めるスペースが無かったり・・・。
やっと撮れた写真。
場所/ブルゴーニュのどこか。(フランス)
時期/1996年 7月
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アヤソフィア:Ayasofya
ビザンティン様式 のとても美しい建築だが、波乱に富んだ歴史を持つ。
コンスタンティウス2世によって360年に建築されたが404年に焼失。415年には再建されたが、532年に『ニカの反乱』で再び焼失。スティニアヌス帝によりみたび再建され現在の様式に出来上がるが、558年にはドームが崩壊し修復しなおされる。
1453年のコンスタンチノープル陥落の際には、メフメット二世は真っ先にアヤソフィアの祭壇に来て、十字架を払い除け、アッラーへ祈りを捧げたと言われる。以後はモスクとして使われ、1935年になり博物館として開放された。
場所/イスタンブール:Istanbul (トルコ)
時期/1987年2月
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