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プロヴァンス滞在記
カタルーニャから 4
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正面に見える教会は17世紀のもの。
(バロック様式) |
ポブレ修道院 (Monestir de POBLET)
シトー会の修道院で、
この地域が失地回復(レコンキスタ)された
12世紀初頭に建築が始まった。
高い塀で囲まれた広大な敷地を持つ。
(周囲約2km)
かつては歴代アラゴン王の庇護を受け
大変繁栄した修道院だ。
国王たちの葬式も行われ、
霊廟も置かれた。
(1196年 - 1479年)
が、時代を経て徐々に衰退し、
ナポレオン戦争と自由主義憲法時代、
そして1835年の、
宗教教団の財産永久保有権剥奪を経て
完全に荒廃してしまった。
外観は何とか残されたが
内部の装飾はほとんどと言っていいほど
破壊され、スペイン内戦ののち、
ようやく修復が始められたが
現在もまだ修復中である。
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回廊で。 |
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階段の手摺の装飾。
右手に球、左手に蛇をつかむ悪魔が、
階段の手摺の飾りになっていて、
とてもユニークである。
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ピレネー山中には小さな教会が無数にある。
かなりの山奥、放牧以外には糧は無さそうな、
驚くようなところにも、
教会や修道院があったりする。
(Saint Julia de Cerdanyola) |
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モングローニー (Montgrony)。
リポーイ (Ripoll)から約20km山奥にある。
山上に教会、右端に修道院が見える。
修道院は現在、ホテル兼レストランだ。
一番近い麓の村までは標高差500mある。
はたして、いったいどのように、
修道生活が成り立っていたのだろうか・・・。 |
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崖にへばりつくように建っている礼拝堂。
中には、木造の、幼子イエスを抱くマリア像がある。
モングローニー (Montgrony)にて。 |
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シュラナ(Siurana)にて。
ここも今はまだのどかな村だが、
そのうちに観光地化されて
人が大勢訪れるようになるのだろうか? |
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